●全形式の比較

写真は各形式ごとに海側(左・東京寄り)・山側(左・新青森・新潟寄り)・屋根(左・東京寄り)の順で掲載。

※トリミングの都合上、屋根上写真のサイズに差が出てしまっていますが、実物はほとんど同じ大きさです。

●1号車(KATO:E453-123 TOMIX:E453-1xx)

カトーとトミックスAセットは先頭部に連結器を備える。トミックスBセットにはない。

E4系_0701 E4系_0702 E4系_0703

●2号車(KATO:E455-123 TOMIX:E455-1xx)

E4系_0704 E4系_0705 E4系_0706

●3号車(KATO:E456-123 TOMIX:E456-1xx)

E4系_0707 E4系_0708 E4系_0709

●4号車(KATO:E458-23 TOMIX:E458-xx)

E4系_0710 E4系_0711 E4系_0712

●5号車(KATO:E459-223 TOMIX:E459-2xx)

カトーは動力車となっている。シースルー動力の採用により、一見動力車に見えない。

E4系_0713 E4系_0714 E4系_0715

●6号車(KATO:E455-23 TOMIX:E455-xx)

トミックスは動力車となっている。パンタグラフはAセットの可動式に交換。

E4系_0716 E4系_0717 E4系_0718

●7号車(KATO:E446-23 TOMIX:E446-xx)

E4系_0719 E4系_0720 E4系_0721

●8号車(KATO:E444-23 TOMIX:E444-xx)

カトー、トミックス(A・Bセット)共に先頭部に連結器を備える。

E4系_0722 E4系_0723 E4系_0724

●サイズスペック

車体の寸法について比較する。なお、数値については以下注意点を挙げておく。

  • 定規やノギスで計測、目視なので誤差があるかも。
  • 全長は車体長のみで、連結部(外幌など)は一切含まない。
  • 全高はレール面から屋根上まで。高圧線やジョイントなどの機器類は除く。
  • 最低地上高はレール面が基準。
  • 連結間隔は当サイトのこちらを参照。
寸法(mm) カトー トミックス 実車 実車/160
先頭車全長 158.0 159.0 25450 159.062
中間車全長 152.0 153.0 24500 153.125
全幅 20.9 21.3 3380 21.125
全高(中間車) 27.5 28.8 4485 28.031
最低地上高 1.2 1.7 - -

計測は1号車と2号車で行った。他の車両も同じ寸法のはずだが、個体差による誤差があるかもしれない。

車体長は先頭車・中間車とも実物換算とするとトミックスのほうがスケールが近い。カトーは伝統的に(0系や200系の頃から)1mm車体長が短いという特徴があり、E4系もそれを踏襲している。

全幅はカトーがやや狭め、トミックスがやや広めだが、差はわずかであり目視で差を認識するのはほぼ不可能だろう。意外と差があるのが全高で、両者の差はなんと1mm以上もある。

E4系_0725

このページトップにあるバナー絵もそうだが、全高は並べて見れはわかるくらいに差がある。

余談だが、妻面のダクトはある車両とない車両があり、2・3・6・7号車の新青森・新潟寄りに装備している。カトーはその通りになっているが、トミックスが7号車の東京寄りもダクト付きになっている。トミックスは屋根上車端が別パーツなので、パーツの共用化が原因だろう(あまり気になるものでもないが)。


最低地上高もカトーの方が低いが、全高はそれ以上に低いので車体もわずかに上下に圧縮されていることになる。実車に対しカトーは低く、トミックスは高いが、カトーの方がわずかに実車に近いか。ただ、目線高さで並べれば認識できるという差なので、普通に走らせている状況ならすれ違い中でも差を認識するのは難しいかもしれない。また、トミックスに腰高感を感じることも特にない。

編成全体長は実車は8両編成で201.4m(メートル)で、1/160では約1259mm。カトーの連結間隔を4.0mm、トミックスの連結間隔を5.0mmとすると、カトーは1256mm、トミックスは1271mmとなる。こちらはカトーのほうが実車のスケールに近く、トミックスは実車なら2mくらい長いことなる。


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