実車について |
模型の概要&製品ラインナップ |
比較レビュー1 序・先頭形状・車体各部表現 |
比較レビュー2 屋根上・パンタ周辺 |
比較レビュー3 塗装・灯火類・室内 |
比較レビュー4 床下・連結部分・ギミック |
比較レビュー5 全形式比較 |
比較レビュー6 収納性・付属品 |
比較レビュー7 総評 |
トミックス E4系新塗装 レビュー |
写真は各形式ごとに海側(左・東京寄り)・山側(左・新青森・新潟寄り)・屋根(左・東京寄り)の順で掲載。
※トリミングの都合上、屋根上写真のサイズに差が出てしまっていますが、実物はほとんど同じ大きさです。
カトーとトミックスAセットは先頭部に連結器を備える。トミックスBセットにはない。
カトーは動力車となっている。シースルー動力の採用により、一見動力車に見えない。
トミックスは動力車となっている。パンタグラフはAセットの可動式に交換。
カトー、トミックス(A・Bセット)共に先頭部に連結器を備える。
車体の寸法について比較する。なお、数値については以下注意点を挙げておく。
寸法(mm) | カトー | トミックス | 実車 | 実車/160 |
先頭車全長 | 158.0 | 159.0 | 25450 | 159.062 |
中間車全長 | 152.0 | 153.0 | 24500 | 153.125 |
全幅 | 20.9 | 21.3 | 3380 | 21.125 |
全高(中間車) | 27.5 | 28.8 | 4485 | 28.031 |
最低地上高 | 1.2 | 1.7 | - | - |
計測は1号車と2号車で行った。他の車両も同じ寸法のはずだが、個体差による誤差があるかもしれない。
車体長は先頭車・中間車とも実物換算とするとトミックスのほうがスケールが近い。カトーは伝統的に(0系や200系の頃から)1mm車体長が短いという特徴があり、E4系もそれを踏襲している。
全幅はカトーがやや狭め、トミックスがやや広めだが、差はわずかであり目視で差を認識するのはほぼ不可能だろう。意外と差があるのが全高で、両者の差はなんと1mm以上もある。
このページトップにあるバナー絵もそうだが、全高は並べて見れはわかるくらいに差がある。
余談だが、妻面のダクトはある車両とない車両があり、2・3・6・7号車の新青森・新潟寄りに装備している。カトーはその通りになっているが、トミックスが7号車の東京寄りもダクト付きになっている。トミックスは屋根上車端が別パーツなので、パーツの共用化が原因だろう(あまり気になるものでもないが)。
最低地上高もカトーの方が低いが、全高はそれ以上に低いので車体もわずかに上下に圧縮されていることになる。実車に対しカトーは低く、トミックスは高いが、カトーの方がわずかに実車に近いか。ただ、目線高さで並べれば認識できるという差なので、普通に走らせている状況ならすれ違い中でも差を認識するのは難しいかもしれない。また、トミックスに腰高感を感じることも特にない。
編成全体長は実車は8両編成で201.4m(メートル)で、1/160では約1259mm。カトーの連結間隔を4.0mm、トミックスの連結間隔を5.0mmとすると、カトーは1256mm、トミックスは1271mmとなる。こちらはカトーのほうが実車のスケールに近く、トミックスは実車なら2mくらい長いことなる。
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