実車について |
模型の概要&製品ラインナップ |
比較レビュー1 序・先頭形状・車体各部表現 |
比較レビュー2 屋根上・パンタ周辺 |
比較レビュー3 塗装・灯火類・室内 |
比較レビュー4 床下・連結部分・ギミック |
比較レビュー5 全形式比較 |
比較レビュー6 収納性・付属品 |
比較レビュー7 総評 |
写真は各形式ごとに海側(左・博多寄り)・山側(左・東京寄り)・屋根(左・博多寄り)の順で掲載。トミックスの形式番号はインレタで選択できるので末尾番号を「x」とした。
カトーは側面ロゴステッカー貼り付け済み。塗装・印刷編ページのために貼ったので海側だけ(汗)。
カトーの博多寄り車端にあるケーブルヘッドにはガイシ未取り付け(以下一部を除き同じ)。
トミックスは動力車となる。
博多寄り車端にある乗務員室の窓について、カトーは他の窓と同じ大きさでトミックスは少し小さいが、実車に近いのは後者である。
カトーは動力車となる。
トミックスは動力車となる。
トミックスE編成は比較ができないので分離して掲載する。
写真は各形式ごとに海側(左・博多寄り)・山側(左・東京寄り)・屋根(左・博多寄り)の順で掲載。形式番号はインレタで選択できるが、一部車両はE15編成がデフォルトで印刷されているのでそれに従った。
動力車となる。
車体の寸法について比較する。なお、数値については以下注意点を挙げておく。
寸法(mm) | カトー | トミックス(B) | トミックス(E) | 実車 | 実車/160 |
先頭車全長 | 168.0 | 169.0 | 169.0 | 27100 | 169.375 |
中間車全長 | 152.0 | 153.0 | 153.0 | 24500 | 153.125 |
全幅 | 21.2 | 21.2 | 21.2 | 3380 | 21.125 |
全高(中間車) | 22.5 | 22.5 | 23.0 | 3650 | 22.812 |
最低地上高 | 1.0 | 1.0 | 1.2 | - | - |
計測は1号車と2号車で行った。他の車両も同じ寸法のはずだが個体差による誤差があるかもしれない。また、最低地上高は実車とNゲージでは条件が異なり単純比較はできず、実車の数値もないので未掲載とした。
車体長は先頭車・中間車とも実物換算とするとトミックスのほうがスケールが近い。カトーは伝統的に(0系や200系の頃から)1mm車体長が短いという特徴があり、700系もそれを踏襲している。
全幅はどれも同じで実車に対してやや広めだがほぼスケール通り、全高はカトーとトミックスB編成が同じでE編成は若干高く、実車はその中間という感じである。最低地上高はE編成が若干高い。どれも目視で分かる差はないので、全く問題ないだろう。
編成全体長は実車は16両編成で404.7m(メートル)で、1/160では約2529mm。カトーは連結間隔を3.8mmとすると約2521mm、トミックスB編成の連結間隔を4.2mmとすると約2543mmとなる。編成全体ではカトーのほうが実車に近く、トミックスは実車より2mくらい長いことなる。カーブが急な鉄道模型では実車と比べて連結間隔は広くなってしまうから、車両がスケール通りのトミックスは実車より長くなるのは当然で、その分カトーは車体を短くして全長を調整している。どちらが正解というのではなく、両社の考え方の違いだけである。もっとも、トミックスB編成は連結間隔の狭いTSカプラーのおかげで、同社他製品よりは短く収まっている(500系だと実車より5mくらい長くなる)。
ちなみに、トミックスE編成は実車が8両編成で204.7m(メートル)で、1/160では約1279mm。模型は連結間隔を5.3mmとすると約1293mmで、実車より2mほど長い。仮に16両編成だったら4mほど差が出ていると考えられるが、連結間隔が広い分やむを得ない結果だろう。
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