実車について |
模型の概要&製品ラインナップ |
比較レビュー1 序・先頭形状・車体各部表現 |
比較レビュー2 屋根上・パンタ周辺 |
比較レビュー3 塗装・灯火類・室内 |
比較レビュー4 床下・連結部分・ギミック |
比較レビュー5 全形式比較 |
比較レビュー6 収納性・付属品 |
比較レビュー7 総評 |
700系の模型はカトーとトミックスから発売されている。
発売が早かったのはカトーで、実車の営業運転が1999年3月だったのに対し同年の12月には発売されており、製品化はかなり早かったといえる。700系の基本となるJR東海所有のC編成、その中でもC3編成(発売時期を考えたら初期編成になるのは当たり前か)をプロトタイプにしていることをカタログでも公式サイトでも明記している。
カトーは当初8+8両というセット構成だったが、2005年11月に商品構成変更を行い4+4+8両という構成とした。基本セットを4両として価格を下げ、店頭で見栄えする化粧箱にしてスターター向けの商品構成としたわけだが、その後は新幹線以外でもカトーの基本セットスタイルとして定着している。なお、カトーは現在「ベストセレクション」という製品群になっているが、内容はまったく同じである。
なお、この商品構成変更の4両基本セットにレールやパワーパックを同梱したスターターセットも用意され、そのセットは「AMBITIOUS JAPAN!」仕様になっているという特徴がある。
後発のトミックスは実車の営業運転開始時期からは少し遅れて2003年2月にE編成(ひかりレールスター)を発売、その後2006年7月にB編成を発売した。いずれもJR西日本車をプロトタイプとしていて、カトーとのバッティングを避けている。
E編成(レースルター)は商品構成変更を行っていて、こちらは当初8両セットだったのを3+5両にセットを分割、3両側を基本セットとしてスターター向けとした。ただし模型そのものは変更は行われていない。B編成(3000番台)は発売時期が比較的新しく、特にリニューアルや商品構成変更は行われていない。
E編成は2010年12月にリニューアルされ、通電カプラーやフライホイール動力の採用、車端部の窓ガラス追加が行われた。セット構成も再び8両セットに戻っている。
トミックスはE編成・B編成ともに編成を特定していないが、E編成は公式サイトの「N情報室(ちなみに創刊記事である)」によるとE13〜E15編成、B編成は公式の発表はないが、実車編で紹介した外観から判断するとB4・B7〜B12編成をプロトタイプにしている。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
10-397 | 700系 新幹線「のぞみ」 8両基本セット | 8 | ブックケース | 18,100 |
10-398 | 700系 新幹線「のぞみ」 8両増結セット | 8 | ブックケース | 13,400 |
実車のC3編成を忠実に再現しており、車両は16両分用意され形式代用はない。動力車は10号車に1両組み込まれている。
写真は商品構成変更前のもので、基本セットと増結セットがそれぞれブックケースで発売されていた。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
10-276 | 700系 新幹線「のぞみ」 4両基本セット | 4 | 紙パック+単品ケース | 11,200 |
10-277 | 700系 新幹線「のぞみ」 4両増結セット | 4 | ブックケース | 8,000 |
10-398 | 700系 新幹線「のぞみ」 8両増結セット | 8 | ブックケース | 13,400 |
2005年11月の商品構成変更で8両基本セットを基本4両セットと増結4両セットに分割したような構成に変更された。8両増結セットの品番は変わっていない(この構成は500系やN700系に波及している)。価格は若干値上げされた。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
92751 | JR 700-7000系 山陽新幹線(ひかりレールスター) 8両セット | 8 | ブックケース | 19,800 |
トミックスのE編成「ひかりレールスター」初期の商品構成。8両すべてが1つのセットとして発売されていた。発売から1年半程度で商品構成変更となり、短命に終わったセット構成である。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
92276 | JR 700-7000系 山陽新幹線(ひかりレールスター) 基本セット | 3 | 紙パック | 8,900 |
92277 | JR 700-7000系 山陽新幹線(ひかりレールスター) 増結セット | 5 | ブックケース | 11,200 |
2004年9月に商品構成が変更された。品番の変更と価格の改定が行われているが、従来のセットから3両を基本セットとして抜き出したような構成であり、セットをそろえれば内容は全く同じになる。
編成は特定されておらずインレタによりユーザが編成を選ぶことになるが、いずれの編成でも実車に忠実な番号にできる。車両は8両分用意され形式代用はない。動力車は2号車に設定されているが、編成全体からすると動力車の位置は偏っている。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
92264 | JR 700-3000系 東海道・山陽新幹線(のぞみ) 基本セット | 3 | 紙パック | 8,900 |
92265 | JR 700-3000系 東海道・山陽新幹線(のぞみ) 増結セットA | 5 | ブックケース | 11,800 |
92266 | JR 700-3000系 東海道・山陽新幹線(のぞみ) 増結セットB | 3 | 紙パック+単品ケース | 6,300 |
92267 | JR 700-3000系 東海道・山陽新幹線(のぞみ) 増結セットC | 5 | ブックケース | 14,000 |
編成は特定されておらずインレタによりユーザが編成を選ぶことになるが、いずれの編成でも実車に忠実な番号にできる。車両は16両分用意され形式代用はない。動力車は5号車と13号車の2両に設定される。
2両目の動力車は12号車でもよかったんじゃ?と思ってしまうが、床下パーツの都合上13号車にしたと推測する。5号車・12号車では床下が異なるが、5号車・13号車なら同じ床下なのでパーツが共用できる。
品番 | 商品名 | 両数 | 商品形態 | 価格 |
92822 | JR 700-7000系 山陽新幹線(ひかりレールスター) 8両セット | 8 | ブックケース | 21,800 |
2010年12月のリニューアルで再び8両セットに戻った。通電カプラーなどの採用があるせいか、若干値上がりした。
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